エヌビディアは欧州をAI戦略の主戦場にしつつある。ジェンスン・フアンCEOはパリ訪問中に、フランスのAIスタートアップ4社への出資を発表した。対象は、医療プラットフォームのDoctolib、汎用ロボットのGenesis AI、原子スケールの材料開発のEntalpic、企業向け計画ソフトのPigmentで、いずれも少数株主としての出資であり、医療、ロボット、材料、企業向けソフトの4分野にまたがる。
同時にエヌビディアは、英国に2億5000万ドル相当の計算資源を寄贈する。5年間にわたってAIの安全性とエージェントの安全性の研究に充てられ、UCL、オックスフォード大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンの関連研究室を支援する。
これは、フランスのAIプラットフォームHugging Faceを約129億ドルで買収してから数週間しかたっていない。エヌビディアはチップにとどまらず、出資と計算資源で欧州AIエコシステムへの参入券を手に入れようとしており、フアン氏は「欧州のAI革命に火をつける」と語った。なお、4件の出資の具体的な規模と評価額は明らかにされていない。
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