10月10日、TestingCatalogは、OpenAIのAPI料金ページに、正式発表されていないモデル「gpt-rosalind-discovery」が静かに掲載されているのに気づいた。「ライフサイエンスモデル」の欄に分類され、料金はgpt-rosalind-researchと全く同じ(入力は100万トークンあたり5ドル、出力は25ドル)だ。ただし公式ドキュメントのページは404を返し、料金以外にOpenAIは何も明らかにしていない。
ポイント:
- 創薬を指向:「discovery」という名称から、候補分子のスクリーニングに特化し、research版とタスクごとに分けられたものと外部では推測されている。工程ごとにモデルに求められる要件は大きく異なるため、単一の工程に絞って最適化し、能力を実証できれば、素早く収益化できる。
- 分野特化型の商用化の事例:RosalindはOpenAIのライフサイエンス向けブランドになった(4月に初公開、10月5日から課金開始。AmgenやModernaなどがすでに導入している)。大手の汎用モデル事業者が、特定の研究分野に独立したブランド、独立した利用資格、継続的に更新されるモデルを用意するのは、これが初めてだ。OpenAIは製薬企業へのツール提供者にとどまり、自ら創薬に乗り出すわけではない。
- 課題:創薬のプロセスは各工程が密接につながっており、モデルを細かく分けるほど、それらの連携が必要になる。2つの版の料金が全く同じことは、差別化された位置づけがまだ固まっていないことを示している。うまくいくかどうかは、今後の評価と実験による証拠次第だ。
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