米司法省は10月13日、OpenAIのエンジニアが社内の役員会議室に盗聴装置を仕掛けた疑いでFBIに逮捕され、同日出廷したと発表した。
事件の経緯:OpenAIの警備担当者は9月30日、サンフランシスコのオフィスにある役員会議室のテレビの裏で盗聴装置を発見した。装置はトイレットペーパーに包まれ、テレビのUSBポートに差し込まれており、9月28日ごろに設置されたとみられる。この会議室は機密性の高い議題の協議によく使われていた。
2つの重要な点:1つ目は、装置が暗号化とリアルタイムの盗聴に対応し、社内ネットワークでの検知を意図的に回避していたこと。2つ目は、起訴状によると、容疑者の配偶者に関連するチャットボットのアカウントが、こうした装置の作り方、常時録音、暗号化しての保存、隠蔽の方法を問い合わせていたことだ。
最も皮肉な点:OpenAIは、装置の分析と容疑者の特定に自社のAIモデルが役立ったと説明している。同社によれば、モデルの重み、ソースコード、顧客データが不正に取得・流出した形跡は現時点で確認されていない。
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