英フィナンシャル・タイムズは、OpenAIが投資家に開示した文書を引用し、同社の年換算売上高が9月末時点で500億ドル近くにとどまり、市場で広く出回っていた約700億ドルを大きく下回ったと報じた。
- 業績悪化ではなく期待とのずれ:700億ドルはOpenAIの公式な数字ではなく、投資家がOpenAIとAnthropicを直接比較しようとして行った「基準の換算」によるものだ。AnthropicはAWSやGoogle Cloudなどのチャネル経由の収入も売上に計上するが、OpenAIは自社の直接収入のみを集計している。OpenAI自体の成長は実際には力強く、第3四半期初めからの年換算売上高の伸びは70%超、第3四半期全体の成長率は77%、企業向け事業の成長率は107%だった。
- 市場の激しい反応:この報道で米国のAI関連株が軒並み下落した。ナスダックは1.25%安で終え(8月中旬以降で最悪)、フィラデルフィア半導体指数は3.39%下落した。Nvidiaは約3%安、IntelとOracleは5%超下落した。
- 1兆ドル評価に向けた重要な局面:OpenAIは企業価値を構築する重要な時期にあり、数字の修正は、AIの商業化のスピードに対する市場の疑念として増幅される。
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